旅行記
2008年11月13日
アグリ泊、1日目の朝、キッチン付の
快適な部屋、同室になったMさんと、
ヨーグルト、パン、カッフェで楽しい朝食☆
部屋を出ると、テラスから山も見える・・
雲行きが怪しい・・・と思ってる間に雨がザーッと降って・・・でも直ぐに止んだ。

テラスの門扉を開けて左にまっすぐ行くと、受付のある建物になっている。
午前中、まずはマルサラ村にあるフローリオ社を訪問した。

日本でも、時々お料理などにも使って、なじみのあるマルサラ酒・・
まず、フローリオ社側の専門家の説明を受けながらカンティーナ見学。

室温調節のため、内部はいろいろな工夫がされている。
床は石灰石を敷いて熱い気温がこもらないようになっているらしい。

必要に応じて、カンティーナの突き当りの窓やドアを開けて空気の対流ができる。
地面にはなだらかな傾斜がついていて、風の通り道を作っている。
マルサラ酒の発祥についても、製造方法について白熱する説明と
レイさんの素晴らしい通訳。
時々、チームのJさんが発するロジカルな質問も加わり、
アカデミックな、心地よい時間が過ぎた。
いよいよ試飲タイム。
2種のマルサラ酒

左がレゼルバ~2年熟成で、 右がヴェルジネ~5年以上熟成

・・やはり熟成期間の長い方が褐色度が増している。
味をみてみると、左は甘みがあり、食後酒だけでなく
料理酒にも良さそうだと思った。
右側のヴェルジネの方は、
すっきりとしているのに、奥深い香りと味があり、食後酒に最適な感じだった。
このヴェルジネは日本には輸出していないということだった。
この後、売店もある展示室をみてみると、老舗ブランドらしく、
センスの良いポスターなどが貼ってあった。

ラベルのデザインや瓶を入れる缶のパッケージも個性的。

ほほぅ~と感心したのは、古い瓶に埃がかかるままに、歴代のマルサラ酒の
ボトルを保存展示していることだった。清潔でスタイリッシュな部屋の中で、
目を引いた。

というのも、日本の感覚からすると、ボトルをきれいな状態にして
展示するだろうと思ったのだ・・・

埃さえも彼らにとっては歴史を感じさせる、大切な証に思えるものであるに違いない。
棚の中のボトルとラベルをよく見てみると、このボトルたちは、
ほこりがかからないように棚に陳列されているのではなく、
昔からのほこりがとれてしまわないように
往年の姿のまま、保存されているようだった・・・面白い。
瓶のホコリは老舗の誇り・・・な~んて。
歴代のマルサラ酒に敬意を表して、
大切にしまわれていることに感心した。
ここで、荷物になると思いつつ、家用とお教室のお土産用に
2本のマルサラ酒を買った。
そしてこの後、トラーパニの塩田に向かった。
その様子はまた次回に~~