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2019年 05月 30日 ( 1 )

グラニャーノのパスタ工場見学☆

旅行記の続きです:


2019年5月11日

フィレンツェ発6時50分発のフレッチャロッサに乗り、
ナポリには9時55分着、駅でコーディネーターの
レジーナと待ち合わせ。8年ぶりの再会。

ナポリからは専用車で周り、夕方までにカラブリア州の
チェトラーロに行くことになっている。

まずは、乾燥パスタの発祥地と言われる
ナポリの南に位置するグラニャーノ(Gragnano)にある
パスタ工場「Pastificio Gentile」を見学。

紙帽子をかぶると、何だかワクワクしてくるから不思議^^

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さあ、何が見られるのかな~♪
2階の回廊から見えたものは、
ショートパスタの製造工程現場。



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回廊から移動して、
ロングパスタの乾燥スペースを見学。
自然の風、気温などを限りなく自然に近づけるよう
工夫されている。


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工場長の奥様が案内してくださる。
彼女の説明によると、
このグラニャーノが乾燥パスタの一大生産地として栄えたのは18世紀
からだった・・
元々は織物産業で栄えていたが
18世紀に蚕が伝染病に罹り、絹の生産が衰退。
そこで、パスタ作りに力を注いだ・・
この地は海に近く、湿った空気のお陰で、麺がゆっくり
良い具合に乾燥し、美味しいパスタになった。
良質な小麦粉が生産できた上、澄んだ水が豊富だったため
小麦を挽く水車をたくさん作ることもできた。
戦争の影響や戦後の近代化に伴う大量生産の影響で
生産量は減った。
しかし、ここ「Gentile」はグラニャーノの他の
会社と協力して、質の良い美味しい乾麺を広めている・・
なるほど。

昔の写真を見せていただいたり、
レジーナが日本語ペラペラなので、
説明がとても分かりやすかった。

グラニャーノに来るまでは、ここは乾燥した土地だから
麺が速くよく乾くため、美味しい乾麺作りに適していたのだと漠然と思っていた・・
実際は、海からの湿った空気のために時間をかけて乾かさなければ
ならなかった・・ゆっくり時間をかけて乾燥したからこそ
美味しい麺ができたとは・・
興味深い。



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工場には、昔使っていたセモリナ粉を
挽いたり、ふるう道具などが展示されていた。

珍しいブロンズの道具に、生徒さん達も興味津々。

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さて、荷物にはなるけれど・・
乾燥パスタと、カルチョーフィーのマリナート、
そしてGentile 社が特注しているというお皿まで購入・・
ここでしか買えないものとなると、重くてもやはり・・;

ここにはイートインスペースはないので、
レジーナさんおすすめのお店「Cuomo」
に移動してランチ♪
お店を入るとレジ前に大きな写真を
飾ってあった。
このお店の外の様子。今は車道になっているが、
昔は、パスタを干していた様子が分かる。

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さあ、いよいよ3種のショートパスタを少量ずつ食べ比べランチ^^

☆ヴェスヴィオッティ 海老とポテトのソース

  Vesuviotti scampi e patate

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☆フジッリ 野菜のソース
  Fusilli salsa verde

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☆ミックスショートパスタ 豚肉とかぼちゃのソース
Pasta mista corta maiale e zucca


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3種ともに、グラニャーノ産乾燥パスタの底力を感じる
美味しさだった。麺がもちもちっとしていて、
気負いのない家庭的な優しいソースがよく絡んで
とっても美味しい。
量もちょうどよく、満足だった。

最後にドルチェ
☆生クリームのいちごソース
Panna salsa flagola

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クリームと聞いて、おそるおそる口にしたらリコッタチーズの味もして、
案外しつこくなかった。

ランチの後、チーズ工場に向かった。


その様子はまた次回に~

つづく・・・




by isolala | 2019-05-30 17:21 | イタリア旅行’19 | Trackback