カッサータ風ドルチェ☆
カッサータと言えばシチリアの伝統菓子です。
アラビア語の深鉢を意味するクワサットゥquas'atというものに
このお菓子の主材料になるリコッタクリームを
入れて保存したことに由来するとか。
2008年に、現地で食したカッサータは
手間がかかっている濃厚なお菓子でした。
リコッタチーズとはちみつの味、ピスタッチオやアーモンド、
フルーツの砂糖煮を混ぜたベースをマジパンで包み、
さらに甘いドレンチェリーが飾られていました。
ビジュアル的にはとてもきれいで「これが本場のカッサータ!」
と感動しながら口に運んだのでした。
さてその味の第一印象は・・・
「砂糖より甘い・・・💦」と思ったのでした。
ですが、それこそが伝統菓子といわれる
媚びないレシピなのだと納得もしたのです。
その背景にある文化や歴史に思いが及ぶきっかけとなる
インパクトのある思い出深いドルチェです。
今月は工夫ををして、作りやすいレシピにしたものが
コースメニューのドルチェに登場♪
作りやすいように工夫したため、伝統菓子カッサータではなく
「カッサータ風」と呼んでいます。
パウンド型で作れて、ドライフルーツや
香ばしいナッツをたくさん入れ冷凍庫で固めるレシピ・・・
「カッサータ風ドルチェ」が、教室レッスンで好評です!
いつか本格バージョンもスペシャルレッスンでお伝えする
約束も^^
後半クラスの生徒さんも
お楽しみに ~☆
by isolala | 2023-05-28 20:24 | 教室の様子・メニュー | Trackback