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2009年フィレンツェにて 家庭料理⑤

旅行記の続きです。


2009年10月18日

今日はジョバンナとの料理教室の最終日。
カフェ、ヨーグルト、コルネットで朝食を済ませた後、
料理に使うブロード(出汁)を仕込んだ。

夕食にスープ仕立ての手打ちパスタと

ボッリートミストを作ることになっている。



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一旦部屋で休んでいると
ジョバンナが

「今日は料理の下ごしらえを早めに済ませて出かけよう」

誘ってくださった。


部屋にたくさんあるイタリアの料理本を

読むか、家の周りを散歩するくらいで、

ひっそりと滞在している私を

見るに見かねて・・・

「フィレンツェにいるのにどこにも行かないの?」とジョヴァンナ。

「料理を習いに来ているので、観光はしなくても

いいのです」と答えた。

彼女は寂しそうな顔をして、

「だめだめ~ここはフィレンツェよ・・・

私が連れて行ってあげる!

小さな車だけど、市内に出かけましょう。

車で10分くらいだから」

ということで、連れ出してくださった。


・シニョーリア広場



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広場からポンテベッキオに行き、アルノ川を背景に

写真を撮ったりしながら、ピッティ宮へ向かった。



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☆サンミニアート教会



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☆ミケランジェロ広場



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心が解放されるようなしみじみとした感動があった。


ミケランジェロ広場のダビデ像の前で、ジョヴァンナさんに、

「・・フィレンツェの観光はいつか家族と一緒の時に

したいと思っていたんです・・

病気の姑や家族を残して、勉強に来ているのに

私だけが観光する気にはなれなかった・・それに

一人で観光していると、本当は淋しくなるから・・」

自分でも明確になっていなかった気持ちに気づいて

不意に胸がいっぱいになってしまった。

ジョバンナは、「大丈夫大丈夫」と言いながら

背中をやさしく撫でてくれるのだった。

彼女ははシャイな感じの方で、

イタリアマンマにしては口数も少ないのだが、

心が通い合うのを感じた。


夕方、食材を買って、彼女のお宅に戻った。

部屋でひと休みして、台所に行った。

手打ち麺は肉のブロードにタリオリーニを入れた

一見ラーメンのように見えるスープパスタ・・・

☆タリオリーニ・インブロード


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出汁がとても美味しい・・・

滋味深いスープと手打ち麺で大満足。

そして、

出汁としても役目を果たした茹で豚肉や野菜を

メインとしていただいた。


☆ボッリートミストサルサベルデ添え



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ボリュームのある夕食の終わりに、

昨日作ったビスコッティとカフェをいただく。


今夜もまた辞書を片手におしゃべり・・

明日から行くフィレンツェ郊外にあるモンテカティーニの話や

オリーブオイルの話など夜遅くまで話した☆


翌朝、ジョバンナは、一緒にバスに乗って

フィレンツェ駅まで送ってくださった。

Grazie di cuore!


(その後10月19日にフィレンツェ駅からモンテカティーニに向かった。

約1週間、オリーブオイルソムリエになるための講座を受けるために。

そのことは別記)


以上、2009年フィレンツェでの料理旅行紀を終わります。

次回から食の日記に戻ります。




by isolala | 2010-02-11 23:50 | トスカーナ州2009 | Trackback