ピニャータ☆・・って何?
ピニャータは、バジリカータ州の郷土料理の呼び名です。
が、もともとはテラコッタの鍋のことです。
調理器具の名前でもあり、そのお鍋で煮込んだ料理でもあります。
下の写真は
今年の夏に訪れた南イタリアのマテーラから
持ち帰ってきた
土鍋☆ピニャータ
手荷物にしないと割れてしまいそうなので、
これを持って旅するのは、ちょっと大変でもありましたが、
旅のお供になってくれたこの鍋が日に日に可愛く思えてきたのでした(笑)
さあさあ、今月はこの大切なお鍋の出番がやってきましたよ~
お肉や野菜を煮込んだ・・
☆ピニャータ pignata
パスタ生地で、ふたを作るんですよ~
本来は、まき窯や暖炉の火のそばで、ことこと煮込むため、
蓋代わりのパンは炭がついたり焦げてしまって食べられる部分が
少なくなるそうですが、
現代では、オーブンで焼くことが多いので、パンも
きれいに食べられます♪
パンの蓋にナイフ入れて、そっと開けてみると・・・
良い感じ~!
そっとふたを閉じて・・これは家族用なので、夜まで閉じておきます。
私の試食用は、
小さい土鍋の方♪
美味しいランチになりました(笑)
数日後からはじまるバジリカータ州がテーマのレッスンに備えて、
今月に入ってから、試作を兼ねて、
我が家の食事に3回もピニャータを作ってたんですよ~^^
なぜ3回も作ったのか・・・それは、作っているうちに、
いろいろ試したくなったのです。
つまり、羊肉を、豚肉にしたり、牛肉にしたり~~
バジリカータ州は丘陵地や山岳地が多いため、
羊や山羊を育てる農家が多いそうです。
この郷土料理のピニャータには、特に決まりはないものの、
必然的に羊肉を使うのが伝統のようです。
ですが、他のお肉で作ることもおススメしたいので、
試作していたというわけです。
今月は各クラスのメンバーを思い浮かべながら、どちらのお肉になるか・・・
こちらの方で、選ばせて頂きますね☆
いずれにしても、プリモには、マテーラ風トマトソースの
ショートパスタを作りますので、仔羊が苦手な方は
パスタをしっかり召し上がってくださいマセ^^
by isolala | 2018-10-15 16:46 | 教室の様子・メニュー | Trackback