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2018年6月 マルタ共和国にて ②


2018年6月17日

今日は、コミノ島に行くことにした。
朝食は、マルタ島のストリートフードである
パスティッチ(pastizzi)を頬張った。
何層にもなったパリパリの生地の中には
リコッタチーズと玉ねぎとパンチェッタ
が入っていて、とても美味しかった☆


2018年6月 マルタ共和国にて ②_a0154793_23312592.jpg

コミノ島に行くため、フェリー乗り場行きの
バスを待っていると・・・バスは来たけれど、
満員で、立っていくしかなさそうだった。
とその時・・・

道路の向かい側から
「コミーノ~ファイブエウロ!」と
何度も繰り返すおじさん・・・
娘が「あっちに乗ろう!」
という。
見ると、10人乗り位のの古びたライトバンが待機していた。
何人かが集まったらすぐに出発となるらしい。
私達2人以外に2名いたが、なるべく人を集めたいおじさんは
向かいのバス停に人が来るたびに、
「コミーノ~ファイブエウロ!」と繰り返す。
バスが、2ユーロだったので、確実に坐れることを考えると
5ユーロは高くないと思った。
それにこのおじさん、短パンにサンダルで、
つべこべ言わずに、ズバリ要点のみを伝えて、
一生懸命、道路の真ん中に立ってアナウンス・・
印象的なのである。

10分ぐらいして、6人位の客が集まったところで出発~
出発した後も次のバス停留所で、家族連れを見かけると、
「コミーノ~ファイブエウロ!」と車の中から懸命にアナウンス。
なかなか来ないバスを待っているより
乗ってしまおうか・・・てな感じで4名乗車。
いつのまにか満席になっていた。

クーラーはないけど、後ろのほうから良い風が入ってきて、
ポンコツ車はデコボコ道をゆれながら走った。
景色も見られて、何だか楽しかった。
約40分、コミノ島行きフェリー乗り場に到着。 

車を降りた娘が、
「さっきの車、後ろのガラスがなくて、布を張ってたの、気が付いた?」
「え~~!。。。そうなの!?・・・どうりで、パタパタ音がして、
良い風が入ってたけど、そういうこと?」
「お母さんに言うと、こわがると思って、言わなかった~笑」

「日本だったら、後ろのガラスがない車で走るなんて考えられないけど、
全く、あのおじさん、ホントたくましいわね」

そんなことを話したりしながら、
しばらく待っていると、フェリーとモーターボートの中間くらいの
20人乗りくらいの船がやってきた。


船に乗り込み、飽きずに美しい海の色を眺めた。


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船は途中、洞窟の側まで近づいてくれて・・・
コバルトブルーの海は、
美しく透き通っていた。






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30分位でコミノ島に着いた。
この日は気温30度で陽射しも強かったので
ビーチベッドパラソルというのを借りた。

娘が、売店でバーガー&チップスを買ってきたので、
それを食べて、
きれいな海を眺めて過ごした。




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この日の青い海の美しさとともに
「コミーノ~ファイブエウロ!」の
フレーズがいつまでも心に残った。

3時過ぎに、フェリーで本土に戻った。
いったんホテルに戻り、夜は、マルタ島の
郷土料理があるというお店に行ってみた。


旅行記つづく・・・



by isolala | 2018-08-03 16:02 | Trackback