エミリア・ロマーニャ州の伝統料理 2日目①

2日間にわたるエミリアロマーニャの授業で、シェフと
エディの息のあった料理の進め方や役割分担は、
ご夫妻が経営するリストランテで、
長年積み重ねてきたプロの仕事だった。

ドルチェは、ザバイオーネのセミフレッド以外は
シニョーラ・エディーの担当だった。
彼女の作り方はとにかく・・シェフの作り方とは違ってダイナミックだ。
一例としては、お菓子作りに登場する便利なゴムべらの類は使わず、手を使うことだ。
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材料を混ぜて出来上がったのはコチラ
☆Il salame di ciolccolata サラーメ・ディ・チョコラータ
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こういう簡単にできるお菓子を伝統菓子として
誇りを持って作るところが、本当にスゴイと感心してしまう。
つまり、奇をてらわず、郷土で愛されている普段のフツーの
お菓子のレシピに敬意を表してると感じるのだ。
伝統菓子とされるものには、家庭的なお菓子が多いせいか、
エディの手さばきは年季の入った確固としたものだった。
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生地を広げるのも・・麺棒はほとんど使わず、
いきなりクッキングペーパーの上に生地を置いて指で広げていくのだ。
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出来上がりはほぼ均一になっていた!
指の腹の後も均一に~。
最終的焼き上がったのは下の写真。
☆Torta nera トルタネーラ
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下の写真のこちらもクッキングペーパーに生地を広げて、自家製プルーンを入れ、
アマレッッティを敷きつめるという家庭的なもの。
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出来上がりはこちら
☆Torta di amaretti トルタ・ディ・アマレッティ
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下の写真、スポンガータという面白い名前のクリスマス用の伝統菓子も
とてもラフにダイナミックに・・1枚の生地をペーパーに広げ、
フィリングを置いて、上からもう1枚生地をかぶせるだけ。
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生地が余っても切り取れば良いので、あまりサイズのことも考えずに、とにかく
作りはじめれば良い!(笑)
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小さい頃から母親の、こんなラフなお菓子の作り方を
見ていたら、お菓子作りなんて、そんなに構えなくったっていいんだし、
美味しくできればいいってことを自然に学ぶだろう。
シニョーラ・エディは美味しいのができる事が分かっているからか、
経験による自信で、熱い視線の中、堂々と仕上げていった・・!

こういったイタリアの伝統菓子は、日本で美しいフランス菓子を見慣れている
人には、技術面でいろいろ思うこともあるかもしれない・・・けれども、
それはそれ、これはこれなのである(笑)
両方あっていいのだ。
イタリアの人達は、家庭で食事をするにしても外で食事をするにしても
馴染みのあるドルチェに安心したいし、その味が好きなのだ・・・
その思いを今回も強く感じたドルチェの授業だった。
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上の写真はエミリアロマーニャ地方のクリスマスのお菓子
☆Spongata Nataliziaスポンガータ ナタリッツィア
日本に帰ったらクリスマスの時期に、是非作ってみたい。
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作ったお菓子は総じて甘かったけれど・・;美味しかった。


つづく・・・
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by isolala | 2010-10-15 21:00 | 料理留学2010 | Trackback

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