今月はボッリート サルサヴェルデとモスタルダ添え を作っていますよ~
ボッリートはイタリア語のbollire「茹でる」から派生した料理名です。
牛肉、豚肉、鶏肉などの様々な肉を茹でる、主に北イタリアの家庭料理です。
その茹で肉につけて食べるのが、サルサヴェルデなどです。
そして、年末にはさらにフルーツとマスタードで作るモスタルダが加わります。
甘いジャムに似ていながらも、辛子のぴりっとした辛さと香りが加わっています。
茹で肉と共にブロード(スープ)も滋味深く美味しいので、
このブロードにその地方の手打ちのラビオリや麺を組み合わせるのが
北イタリアの主にクリスマスから年末に食べられているボッリートです。
過去のイゾラーラ―料理教室メニューに登場したことがあるボッリートは
新刊の「軽い煮込みのイタリアン」にも鶏肉と豚肉バージョンが
載っていて、そちらもおすすめですよ~^^
そして今月の教室コースメニューのボッリートは、
クリスマスを意識して、
☆鶏肉と牛肉の組み合わせのボッリート サルサヴェルデとモスタルダ
茹で肉につけるソースはパセリをたっぷり使う
☆サルサヴェルデ
ジャムに似ていながらも、辛子の味がする・・
☆りんごのモスタルダ
現地では、12月になるとモスタルダのいろいろな市販品が出回り、
家庭で作るというよりも買うものとして定着しているようです。
もちろん手作りするマンマもいて、私も現地で習いました・・・あれから早や
12年・・アレンジしてはいるものの、日本でも作りやすい
納得できるレシピができて、
教室レッスンに満を持しての登場です☆
昔、このモスタルダという食べ物が気になって
現地の工房見学までしてきたのです・・その時のブログはコチラです↓
そして、
ボッリートの肉のうまみたっぷりのブロードには細い麵をあわせた
☆タリオリーニ イン ブロード
タリオリーニはパスタマシーンを使って皆で手作りしています。
今月レッスン、レシピが多めなので生徒さんがお疲れになるのではないかと
少し心配していましたが予想以上に好評です^^
モスタルダは3日かかるので、私のほうで仕込んだものを用意して
分かりやすくデモンストレーションしています。
皆さん、興味津々♪和気あいあいで楽しいご試食タイムとなっております~♪
明日から始まる後半クラスの方、お楽しみに~☆
以下、
しばらくの間、ブログ記事の最後に固定しております* ⇊
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軽い煮込みのイタリアン(主婦と生活社)大島節子
イタリアの郷土料理を基に、すべてのレシピの煮込み時間は
20分以内ででき上がるレシピになっています。
忙しく頑張っている人の食事作りがラクになるように、
健康的で美味しいものを食べたい、食べさせたい人に
喜んでいただけるようにとの願いを込めました。
詳しい内容やレシピ画像の一部は下記URLをクリックしてのぞいてみてくださいね^^