ヴェネチアからトスカーナ州ルッカへ~

旅行記の続きです。

 
2012年10月9日 ①
朝、ロベルタとジャンカルロと3人で
教室で作ったザレッティとカッフェなどの
簡単な朝食をとった。
花の色が鮮やかな清々しい朝だった。
再会を約束した後、
広いバルコニーで、写真を撮った。

お二人のおかげで、
本当に安心して過ごせたヴェネチア滞在だった。
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ありがとうございました!
Grazie mille!

~~~

ヴェネチア・メストレ駅発 8時44分のフレッチャ(高速列車)に乗車して、
10時40分にフィレンツェに到着した。
・・・そこまではスムーズだった。
フィレンツェでピサ経由ルッカに向かう予定でレジョナーレ(普通列車)に乗車、
30分過ぎたところで、車両故障で列車が停止。
運転手にも故障の原因が分からないということで;
そのまま1時間近く缶詰め状態に;
結局、列車を牽引してピサの一つ手前の駅に着き、反対側の
ホームに移動~列車を乗り換え、ピサに到着。
そこからルッカに向かった。
重いスーツケースを持って、
階段を下りたり上ったりで、さすがに
肩がバリバリに凝ってしまった。
ルッカ到着は、予定時刻より約2時間遅れていた。
列車故障のこんなトラブルは珍しいことではないらしい。
大変だったが、ルッカ駅に着いたらホッとした。

さらに宿泊先のアグリツーリズモの玄関に
着いたら、さらにホッと安心した。
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去年、日帰りで訪れた場所なので懐しかった。

今日は、ルッカ料理学院を訪ね、Tさんと会う約束だったが、
時間が中途半端になったので、TELで相談して、
明日のお昼に訪問することに決めた。

部屋で少し休んで、階下に行くと、
アグリのご主人パオロさんが
「今夜はオランダとローマからのお客さんが到着するので、
いつもは夕食は作ってないけど、
畑の野菜を使った簡単な夕食を用意できます。
良かったらいかがですか?」
と言ってくださった。
「勿論お願いします!」と答える。
ここの畑で採れた野菜で・・・嬉しくなった。

パオロさんと、今年のオリーブの様子など話した。
明日の午前中、オリーブ畑を案内してくださるのが楽しみだ。
外の椅子に座ったり・・・
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アグリの周りを歩いたりした。
ズッキーニの花が咲いていたり・・
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アヒルがいたり・・・
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ニワトリがいたり・・
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のんびりと田舎道を歩いた。


部屋に戻って、荷物の整理などをして、
階下にある食堂に下りて行った。

夕食の様子は次回にまた~


つづく・・・
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by isolala | 2012-11-05 22:28 | ヴェネト州2012 | Trackback

ロベルタ先生のお菓子教室参加☆

旅行記の続きです。

2012年10月8日
昼間は料理上手なヴェネツィアのシニョーラ・ヴァリーに
家庭料理を習った。
実は9時に始まるそのレッスンの前に、
ロベルタと一緒に買い出しに出かけた。
そこはベネチア郊外にある、巨大スーパーマーケットで、
業務用の食材から梱包器具のようなものまで、
おおよその料理関係に必要なものが、
ダース単位で売られている所だった。
大きなカートを引いていたため撮影できなかったが、
いろいろなものが、大量にあって、興味深かった。

さて、ロベルタは朝から、夜のお菓子教室に備えて、
買い出しに出かけたり、私とヴァリーが料理をしている横で、
下ごしらえもしていた。
ふと気が付くと、イタリアではビニェと言われる
プチシュークリームができ上がったりしていた。
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19時半から始まるお菓子レッスンは、毎週
「ペッカーティ ディゴーラ」の料理スタジオで開かれていて、
彼女はお菓子部門を主に担当している。
今日は、毎週1回ベネチア在住の女性が
通ってくるレッスン日。

10人位の生徒さんが集まると、フォカッチャなどで、まずはお腹を満たしてから
デモンストレーション形式のレッスンが始まった。
私はロベルタ先生の横で助手をしながら、レッスンを受けた。

できあがったドルチェは
☆ガナッシュ
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☆ザバイオーネ
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☆クロカンブッシュ
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カラメルをかけながら用意していたビニェを積み上げていく・・
生徒さんの歓声が上がった。
結婚式に使われるお菓子。
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明るくてエネルギッシュなお菓子レッスンを終えて、
ロベルタ先生の運転する車で帰宅した。
精力的に動き回った1日の終わり・・・運転中でも彼女が
疲労困憊していることが分かった。
家に着いたら、彼女は本当に寝室に直行・・・
倒れるように就寝した彼女が目に浮かんだ。

料理の仕事の華やかに見える陰には、細心の準備が欠かせない。
どうしても身体に無理をしてしまう時もある・・・プロの厳しさを感じた。
体力をキープすることの必要性を
身に染みて感じた夜だった。

本当にお疲れ様でした!
Grazie mille!


今日でベネチアでのレッスンはすべて終わった。
明日は、早朝の列車に乗って、トスカーナ州ルッカに移動する。

その様子はまた次回に~

旅行記つづく・・・
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by isolala | 2012-11-04 21:50 | ヴェネト州2012 | Trackback

ヴェネチアの家庭料理② ラディッキオのリゾットなど☆

旅行記の続きです。

2012年10月8日

今日はヴァリーの料理教室の2日目
まず目についた食材がリクエストした食材のラディッキオ・・・
このきれいな赤と白のコントラストが美しい野菜は
☆ラディッキオ・タルディーヴォ
(正式名は、ラディッキオ・ディ・トレヴィーゾ・タルディーヴォ)
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これは、自然に育った野菜ではなく、普通に収穫した後、
独特の軟白栽培という方法で、水分を補給することによって、
中心部から若芽の成長を促すという、
とても手間のかかった野菜。

チコリの一種で、苦みが特徴のこの野菜を使って・・・
☆ラディッキオのリゾット(Risotto di Radiccio di Treviso rosso Tardivo)
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仕上げにチーズをかけて完成。
フレッシュなラディッキオは、苦みはほとんど感じられず、
後味にほんの少しの苦みを残す程度のバランスがよく、
本当に美味しかった。

☆豚肉とかぼちゃの煮こみ(Spezzatino di maiale con zucca)
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☆牛肉の煮物(Manzo in umido)
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ドルチェはベネト州の伝統菓子
☆ザレッティ(Zaletti)
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とうもろこし粉を使って作るクッキーのようなお菓子で
後を引く美味しさ。

2日間のヴァリーのレッスンは、
リクエスト以上のことを教わり、充実した内容だった。
彼女が長年大切にしてきた「ヴェネチアの料理」
という一冊の本を譲り受けた・・・
「私が持ってるよりイゾラーラが持ってる方が役に立つから・・
家族や生徒さんにベネチアの料理を作ってくれたら嬉しい」
と言って、遠慮する私に強引に持たせてくださった。
ありがとうシニョーラ ヴァリー
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Grazie mille!
 

この後、いったんロベルタの家に戻り、
夜は、お菓子教室に参加・・・
その様子は次回また~

旅行記つづく・・・
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by isolala | 2012-11-04 15:49 | ヴェネト州2012 | Trackback

ヴェネチアの家庭料理① イカの墨煮など☆

旅行記の続きです。

2012年10月7日

今日は料理上手なシニョーラ ヴァリー(以後、敬称略)に
本当に多くの魚介料理を教わった。
朝9時半から3時半くらいまで、
時間をオーバーしてしまったが、
たくさんの魚介料理を教わった。

できあがったものは・・
☆魚介類のアンティパスティ(Antipasti dei frutti di mare)
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上の写真の他にも小さなホタテ貝のパン粉焼きも作った。

☆イカの墨煮(Seppie con nero)
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これはリクエストしていたものだったので、
印象深かったということもあると思うが、特に美味しかった。
ヴァりーによると、ポレンタとの組み合わせは、
ベネチアでは「おふくろの味」のような位置づけだそうだ。

☆カルチョーフィの煮物
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上の写真は調理途中・・
煮ると、仕上がりの色はくすんだ緑になるけれど、人気のある家庭料理。
ヴァリーが、
「これは、ロベルタに渡して、夕食に温めて食べて」と
持たせてくださった。

試食時間は、短い時間だったが、
冷えたプロセッコで、魚介類をいろいろ試食できて、
満足だった。
日本から来た私に、あれもこれも教えたい
という心が伝わる、レッスンだった。

夕方、ロベルタとご主人が、お祭りに行かない?と
誘ってくださった。
ローマから来ていた親戚の方も帰って、
今日はのんびりムードだった。
3人で市が立っている、広場までの道を
ブラブラ歩きながら、オリーブの木製品を見つけ、
まな板やスプーンを買ったりした。

テントが並び、バーベキューとビールのお店
がいくつかあった。
ビールでも飲もうかと言う話になったが、
人混みで落ち着かないので、家で飲もう・・・と言う感じになり、
また家まで、ゆっくり散歩。

「一緒にビール飲みながら夕食にしましょ」
とロベルタが誘って下さった。
お祭りで買ったチーズ、サラミやハム、
パンなどを食べながらビールを飲んだ。
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昼間作ったカルチョーフィーの煮物を3人で試食・・
美味しかった・・・小さなテーブルのある台所が
居心地良くて、ありがたかった。


明日もヴァリーの料理教室、そして
夜は、ロベルタのお菓子教室に参加する。

その様子はまた~

つづく・・・




 
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by isolala | 2012-11-03 23:51 | ヴェネト州2012 | Trackback

ベッリーニのカクテル☆

旅行記のつづきです。

2012年10月6日 ③ 
リアルト橋から運河を眺めた後、サンマルコ広場に向かった。
サンマルコ大聖堂は、一部修復中だった。
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下に視線を移す・・
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鐘楼に視線を移す・・
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翼のある獅子も頂上の大天使ガブリエルも健在~
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初めてベネチアに来てから、約30年が過ぎている。
当時はイタリア主要都市観光ツアーで訪れたのだった。
自由時間には、2度もアカデミア美術館に行き、ジョルジョーネや
ティツィアーノの絵画を追い求めた・・・ルネッサンス美術に興味があった
あの時もヴェネツィアで、初めてティーラ・ミ・スを食べたのだった・・
あの頃から、イタリア料理に興味があったけれど・・・
いつの間にか最近は、食ばかりを追い求めている・・・

今回は絵画も・・・と思い、道に迷いながら美術館に向かったが・・・
暑い上にどこも観光客でいっぱいで・・・
何となく足もだるく・・・
今度来た時のために、課題を残しておこうかな~と決め、
ハリーズバーに方向転換した。
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ハリーズバー発祥、ルネッサンスの画家の名前を付けた
本場の「ベッリーニ」を飲みたかった。
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生の桃を使っている・・・スプマンテとの相性はやっぱり良い・・美味しかった。
ここでゆったりと過ごし、
バス乗り場まで30分位歩き、バスに乗って、メストレまで行った。
ロベルタの家の玄関で、ご主人が「ブラーバ!」と、
一人で道に迷わず帰ってきたことを褒めてくださった。

部屋に戻って座ったら、足が棒のように疲れていた。
早めに帰ってきて良かった・・・・
でも夕飯を外で済ませることになってたので、
ロベルタに夕食の心配をかけたら悪いな・・・
と思ってたら、
「こっちで夕飯食べない?」と聞きに来てくださった・・
「昼間、コース料理だったので、お腹が空いていないので・・・」と
答えた。本当のことだったが、少し食べておいた方がいいかな・・
とも思った。少し遠慮もあった。
「ファルソマグロ、昼間皆で食べたんだけど、美味しいから食べない?」
と再度誘ってくださった。
「ありがとう~じゃぁ、少しだけいただきます」
食卓に座ると、
☆ファルソマグロ」とキオディーニ(キノコの一種)のソテー
 を盛り付けてくださった。
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ファルソマグロはシチリア版のミートローフのようなお料理。
ご主人もロベルタも昼間、親戚とたくさん食べたから夕食は抜くのだそう・・
私だけ?
恐縮したが、美味しいと食べていると喜んでくださるので、
遠慮はせずにいただいた・・・が私もお腹が空いていないので、
一切れで充分な感じだった。
その間にも
パン食べる?ポレンタ食べない?といろいろすすめてくださるが
期待に添えられなかった;
(このすすめ方・・・いつも私が娘に言っているのと同じ・・・ちょっと困った表情の
娘の顔を思い出して、笑ってしまった)
・・・お皿にあるものだけは、とにかく残さずに
美味しくいただいた。
親戚の新婚さんはロベルタお薦めのナポリ料理のお店に
行ったそうだ。
ファルソマグロの話から、シチリアやナポリ料理の話などして
楽しかった。


明日はロベルタ推薦の料理上手な主婦にベネチアの
郷土料理を習う予定・・・

その様子は次回に~

つづく・・・・
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by isolala | 2012-11-02 15:46 | ヴェネト州2012 | Trackback

ヴェネチアの魚料理☆

旅行記の続きです。

2012年10月6日 ②
市場で買い物をして、臨時の料理教室になるお宅に着いた。
キッチンのインテリアも素敵で、使いやすい。
早速、サルディンサオールの下ごしらえをした。

今日のレッスンはドイツ人グループだが、実習はほとんどなく、
デモンストレーション形式なので、
セバスチャーノと一緒に下準備をした。
これが、とても楽しかった。
例えば・・・

サルディンサオールの下ごしらえをした際、
手開きしたいわしを逆さにしたボウルに並べた。
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こうすれば水がきれる・・・なるほど。

ある程度の下ごしらえを済ませた頃、到着したドイツ人グループに
加わってレッスンを受けた。
最初に出来上がった
☆バッカラ マンテカート(干だらのディップ状のもの)
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立ったまま食前酒で喉をうるおして、頬張ると、
ヴェネツィアーナ(ヴェネチア人)になった気分だった☆
その後、席を移して試食タイム。
☆タリオリーニ 魚介のソース
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☆すずきとポテトのオーブン焼き
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☆サルディン サオール(鰯の酢漬け)・・
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・・このお料理に使う玉ねぎをスライスするセバスチャーノ先生・・
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すっごく速い!
今まで会ったイタリア人の中にも
これほどスピーディーにスライスした人はいなかったくらい。

魚介づくしのお料理はどれも素材の新鮮さを感じる
美味しさだった。

ドルチェは、
☆ザバイオーネ
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チョコレートやナッツがたっぷり入って、おしゃれ。

料理教室を終えて、感じの良かったドイツ人グループに
別れの挨拶をして、外へ出た。
夕方までの時間、自由時間だったので、
サンマルコ広場やアカデミア美術館に行ってみようと、
歩き始めたら、通りは、早朝のベネチアから一転して、
観光客で溢れていた。

途中、リアルト橋から下を見た風景
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人は確かに多いけれど・・
橋の上から運河を眺めると・・・
やはりシャッターを押さずにはいられない、
心惹かれる風景がそこにあった。
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旅行記つづく・・・・・
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by isolala | 2012-11-02 12:47 | ヴェネト州2012 | Trackback

ベネチア 早朝の市場で☆

ベネチア旅行記の続きです。

2012年 10月6日 ①

今日は、ロベルタの息子さんである
セバスチャーノ先生(以後、本人の希望で敬称略)の
出張料理レッスンに参加することになっていた。
昨夜、ロベルタとの話の中で「滞在中に市場に行きたい」と話すと、
すぐに段取りをつけてくださり、
今朝の市場の買い出しにも同行できたのだった。

早朝で観光客のいない迷路のような細い道を右へ曲がり・・・
左へまがり・・・セバスチャーノについていくと・・・市場に着いた。
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色とりどりの新鮮な野菜に目を奪われた。
*いろいろな種類のトマト
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*花ズッキーニ
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ベネト州の特産であるラディッキオも目についた。
*ラディッキオ・ディ・ベローナ(Radicchio di Verona)
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*ラディッキオ・ディ・トレヴィーゾ(Radicchio di Treviso)
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上の写真のトレヴィーゾは、手間をかけて、美しい形と色に作り上げたもので、
ヴェネチアでも高級野菜として一目おかれている野菜。

時節柄、たくさんの種類の
*きのこ
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*果物のコーナー・・(並べ始めていたところでまだ出そろっていない)
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・・今日はフルーツは買わないので見渡しただけで、次のコーナーへ。

*魚介類のコーナー
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いろいろな魚介類がとてもフレッシュで驚いた。
イカ、いわし、海老、ムール貝などを買った。
やはりスミイカの需要が多いようで、たくさん見かけた。

挙げるときりがないので・・・
最後に、存在感のあったこちら。
*ブランズィーノ(すずき)
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2人とも両手いっぱいの荷物を持って、
料理教室が開催されるお宅へ向かった。


そのお宅の住人は旅行中で、今日は、キッチンとダイニングを借りて、
ドイツ人のグルメツアーのための料理教室が開かれた・・・
その様子は
次回また~

旅行記つづく・・・
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by isolala | 2012-11-01 19:43 | ヴェネト州2012 | Trackback

シニョーラロベルタのファミリーと一緒に☆

ヴェネチア旅行記です。

2012年10月5日 

朝、パルマから列車に乗って、ヴェネチア・メストレ駅に移動した。
今回のステイ先は、 シニョーラロベルタのお宅。
彼女のご主人がホームで、出迎えてくださった。

玄関で、満面の笑みで迎えてくださったシニョーラロベルタ(以後、敬称略)は、
写真通りの笑顔が素敵な方だった。
「あのね、これから私、駅に親戚を迎えに行かなきゃいけないの・・・
そうだ!あなたも来ない?今日は料理教室はないから、行きましょ」
と腕を組む。
一旦、部屋に荷物を置いて、駅に向かう途中で、ロベルタが
誰を迎えに行くかを説明・・・「私の母はもう亡くなったんだけどね・・・
叔母(ローマに住む母親の妹)と
姪(この叔母さんの子供)、姪の夫。
その3人がローマから到着するの」
ということだった。
さっき出迎えられた私が、今度は出迎える番になってホームに立った・・・
あっという間の展開・・・ちょっと不思議な気分だったけれど、
人懐っこくて、楽しい雰囲気のロベルタの横で、
何だかホッとしていた。

ホームで賑やかに感動の再会をするロベルタファミリー・・・
皆で車に乗り、着いたところは・・・?
ロベルタの妹さんのお宅だった。
妹さんが娘夫婦との二世帯住宅として、
改装した家を皆で楽しく見て回った。
その間、イタリア語の嵐。
人数が多いし、お天気も良いので、今度は外でおしゃべり・・・

それにしてもイタリア人の通常の会話のテンポは速い!
とても入っていけない。
何か私にできることは?・・・・そうだ!このファミリーの幸せな一日・・・
記念写真を撮ろう・・・と思った。
勇気を出して、
「記念に写真撮りますね~」と、
大きな声で言った;
手前の人にしか聞こえない;まずはシャッターを押してみた。
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「あっ、写真よ、写真!あっち向いて!」と誰かがカメラを指差した。
もう一度カシャり!
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一瞬ポーズ・・そして、すぐにまた、イタリア語の嵐の中に戻って行った。
皆が皆、とてもフレンドりーでパワフル。
どうやらローマからいらした叔母さまの娘夫婦は
つい最近、結婚式を挙げたらしく、新婚旅行と
高齢の母親をロベルタのところへ連れてくることを兼ねて、
ヴェネチアにいらしたらしい。

そんなこんなで、これは話がつきないのも無理はない。

私は、庭のブランコで楽しく遊んでいる
子供たちのところに行ってみた。
子供の会話なら理解できる・・・

・・あらっ?どうやら、少しもめている。
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右側の子が、「ゴリラちゃんを乗せたい」
と言っているのだが・・・
自分が乗りたいニコロちゃん(確かそんな名前)が、
とうとう泣いてママのところに行ってしまった。
ふたりとも可愛いな~
笑ってしまった。

夕方になったので、ロベルタとご主人、私、叔母さま、新婚ご夫婦は車で、
ロベルタの家へ・・・と向かう途中で、
彼女の料理スタジオに立ち寄った。
大きなスーパーマーケットのある集合ビルの
一角にあり、一階が広いキッチンで二階は15人位は
座れるようなスペースがあった。
ロベルタの説明を聞きながら、
この素敵な空間は、彼女の努力の結晶、
お城なのだと感じた。

家に着いて一息つくと、新婚ご夫婦と
ジャンカルロ氏(ロベルタのご主人)は
バーカロ(簡単なおつまみとお酒が飲めるバール)へ出かけた。
誘ってくださったが、ロベルタと叔母様も家に残ったので、
私は、夕食の支度を手伝うことにした。

まず、テラスにあるテーブルにお皿を並べた。
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「あとは何をしましょうか?」とはりきって言うと、
「皆が帰ってきてからで大丈夫~私も休むから
あなたも少し休みなさい~」と言ってくださった。

部屋で寛いでいると、すぐに
バーカロで軽く飲んできた3人が帰ってきた。
6人で席に座って、アンティパストをつまみながら、スプマンテを飲んだ。
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写真の左下に見える白いものから順に、
☆バッカラマンテカート(干だらをペースト状にしたもの)
☆マヨネーゼとゴルゴンゾーラチーズ
各自パンにのせて、自由に食べる。

セコンドは、既にロベルタが作っておいたという
☆ポレンタと豚肉のオーブン焼き
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付け合せに
☆カルチョーフィの煮物
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どれも、家庭的で美味しかった。

お客様用にと、構えることなく、
いつもの料理を皆で楽しく食べるのがイタリアの
一般的な家庭でのおもてなし☆

そして、ドルチェは
☆ザバイオーネ
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仕上げにメレンゲ菓子を手で握りしめるように崩してトッピング。
これが食感と味のアクセントになっていて美味しい。
カッフェを飲みながら、
新婚ご夫婦の結婚式の写真も見せていただいた。
その数枚の写真の中には、
新朗が感動して涙目になっている写真があり、
皆で冷やかしたり・・・
気さくな雰囲気で楽しかった。

部屋に戻り、早めに就寝。
今日はたくさんの人に出会い、
盛りだくさんの長い1日だった☆

明日はベネチア魚料理を習う・・・

その様子はまた~

つづく・・・
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by isolala | 2012-10-31 22:12 | ヴェネト州2012 | Trackback