サルデーニャ回想記 パーネカラザウ工房①

回想記
2008年11月20日
今朝は、部屋の窓を開けると、ひんやりとした空気が入ってきて心地良いい。
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朝食はカッフェ、ヨーグルト、甘いパンをセルフサービスで
気ままに選べて、楽しかった。
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下の写真はB&Bの外観・・空が澄み渡って、清々しい朝!
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この後、サルデーニャの中部にあるオリエナのパーネカラザウ工房に向った。
途中、羊の群れに遭遇!
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サルデーニャではよくあることらしい。
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山に囲まれた大自然の中で、こんな光景を目にすると、人間や車が闖入者に
思えてくる・・

パーネカラザウの工房に到着。
昔から何代にも受け継がれているパーネカラザウ作りの文献のように・・・
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お手伝いさせていただく。
黒っぽい服装だけは似ている?なかなか根気のいる作業・・
でもたまにだからか、楽しい。
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ルチアが均一にうす~くのばした生地がぷ~と膨らんだ。
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時にはご主人のアルビーノが交替で釜の前に座る。
膨らんだ生地を転がしながら取り出す。
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生地を2枚にはがす。私がお手伝いさせていただいたのは、このはがす作業。
はがしたものに、ハムやサラミなど好きなものを入れてくるくるっと巻いて
頬張るという食べ方もあり、ちょこっとたべたり・・
通常は、このはがしたものを積み重ねていって、
さらに仕上げに焼いてパリッとさせたものが商品となる。
工房でのひと時は忘れられない楽しい作業だった。

上記の工程。上手くいかずに穴があいちゃうこともある。
(ご夫妻は年季が入ってるので、そんなことはないと思うが)
そんな時は、パーネカラザウにオリーブオイルを塗り
塩を振りかけてさっと焼く。
このパーネグッディアウがパリパリとしてて本当に美味しい。
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穴があいてなくても、パーネグッディアウは、
パーネカラザウのポピュラーな食べ方ですが。

そうこうしているうちにランチタイムになったので、
階上のご自宅へ移動。
パーネカラザウの代表的な食べ方であるパーネフラッタウを
ルチアに教わった。

まずご主人が冷凍庫から取り出したものは・・・
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バジリコだった。「冷凍できるの?」って聞いたら
「勿論!色は悪いけど、良い香りだよ、嗅いでごらん」
本当に良い香りだった!私は今まで野菜室で黒くなってしまって傷んだものは
香りがしないので、黒くなると捨てていたけれど。
新鮮なうちに冷凍してしまえば、
ソースや煮込みには全く問題なく使えるってこと・・・
目からうろこだった。

で、今日は冷凍バジリコをトマトソースに使った。
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バーミックスも登場。

下の写真左のフライパンでポーチドエッグを作って、
パーネカラザウの上にトマトソースと卵を重ね・・

仕上げにペコリーノチーズをふるというサルデーニャの伝統料理
☆パーネフラッタウ
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そして、ドルチェには、これも伝統ドルチェ
☆セアダス
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このセアダスは午前中、工房で仕込んでおいたもの。
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油で揚げてアツアツのところに、はちみつをかけた・・
本当に美味しかったなー☆

ランチの後、アルビーノが、ってすっかり呼び捨てにしてしまっているのは・・・
本当にこのご夫妻が心から優しく接してくださり・・・
途中から何だか、こちらだけがかしこまってシニョールとかシニョーラって
呼ぶのが他人行儀(他人なんですけども)みたいになってきたのだった。
それに、この旅は、私の友人と彼女の6歳の子供も一緒だったので、
小さな子どもの存在が、皆を童心に還るような気持ちにさせたていたようにも思う。
とにかく皆が家族のように打ち解けていた。

で、アルビーノが畑と修復中の古い家?に連れて行ってくれた。

つづく・・・・
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by isolala | 2010-01-10 22:43 | サルデーニャ2008 | Trackback

サルデーニャ回想記、マダムフランカの料理レッスン

突然ですが、忘れないうちに
2008年秋のサルデーニャの旅の様子を
当時の日記、メモを元に、こちらにまとめる事にしました。
リアルタイムではないので、日にちが前後して読みづらいかと思いますが、
5泊6日のサルデーニャ、食にまつわるお話。
よかったらお立ち寄り下さいね~


回想記
2008年11月19日
シチリアのカターニャ発10時45分のエアワン航空に乗ってローマ経由で、
サルデーニャのオルビアには16時30分頃に着いた。
サルデーニャ在住の智子さんのコーディネートで
今日はコスタ・ズメラルダのポルト・ロトンドにあるB&Bに1泊するのだが、
空港から彼女の車で直行、荷物だけをを部屋に置き、
近くのマンマ・マフランカのお宅に急いだ。
彼女は買い出しに出かけていてまだ戻ってきていないとのことだったので、
部屋に掛けられている絵画を見ながら待っていると、
賑やかな声がした。
助手らしき女性と登場。
マンマ・フランカが今日のお料理の先生・・マンマというより
威勢の良い堂々としたマダムと呼んだ方が良いような印象・・・
マダムフランカと呼ぶことにしよう。
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今日は彼女の友人もお招きしているとのことだったので、
挨拶もそこそこに、直ぐに料理に取り掛かった。
お料理はサルデーニャの伝統料理と彼女の創作料理の両方だった。
アンティパストは
☆生ハムとチーズとキャベツのオーブン焼き
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1人分が1個まるごとのカマンベールに大きな生ハム2枚・・・量にびっくり。
これは簡単にできて、とても美味しかった。
手際良く、料理が出来上がっていった。
☆ヒメジのマリネ オレンジ風味
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オレンジの香りが効いていて、甘めの味。

ちゃちゃとカルチョーフィを下処理する・・・
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使い慣れた食材だけあって、下処理が速い!あっという間に終了。
水にレモンを入れてあく抜きと色止め。
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☆たこのマリネとカルチョーフィのサラダ添え
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このタコがとっても美味しかった!

下の写真はサメで作った伝統料理
☆ブリッダ
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魚の臭みがなくて、オリーブオイルが効いていた。

サルデーニャ産の立派なからすみ。
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フードプロセッサーにかけた。
しっとりしていて、香りも良い。
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☆からすみのスパゲッティー
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からすみの旨味と香りを存分に味わえた。

☆いかのリピエーノとズッキーニとミントのソテー
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いかのリピエーノは思ったより淡泊な味だった。
ズッキーニは、ミントが効いていて美味しかった。

最後のドルチェは、
☆ヨーグルトのムース
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甘さに安心する素朴な一皿、無意識にか・・・イタリア国旗色。

マダムフランカの友人2人は、日本の雑誌に載っていそうな?
ゴージャスイタリアンマダム。
お酌はソムリエの資格を持つマダムフランカの旦那さま。
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美味しいサルデーニャ産白ワインのベルメンティーノを片手に、
エネルギッシュな雰囲気の夕食会だった。
食後酒はサルデーニャ特産のミルト酒で締めくくり・・
アルコール度数がかなり高そうだったので、私は、味見のための一口だけ。

マダムフランカのお料理はどれもとても美味しかった。
イタリアンマダムの健啖ぶり、尽きない会話のエネルギーにも
感心した一夜だった。

夜遅く部屋に戻って、倒れこむように熟睡。
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眠るためだけのB&Bの部屋だったけれど、
ポップな色合いの部屋は清潔で快適だった。
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by isolala | 2010-01-09 23:59 | サルデーニャ2008 | Trackback