サルデーニャ回想記 カリアリからローマへ

回想記

2008年11月24日
朝食にパナディーナをいただいた・・コーヒーと合って
とても美味しかった。
残りのパナディーナとフレーグラをたくさん
日本へのお土産に持たせてくれた。

充実したサルデーニャの旅を終えて、朝9時5分のカリアリ発の飛行機に乗った。
そして、ローマなど経て成田へ。
ローマでの待ち時間が4時間あった。
イタリアにいる間は、時間が許す限り、食の探究をしなければと
いう意識が常に働いているので、迷わず、タクシーで
スペイン広場に向った。
久しぶりのスペイン階段とサンタ・トリニティ・デイ・モンティ教会を見上げた。
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コンドッティ通りを足早に歩いて、左に曲がり、少し歩いた所に
Yさんお薦めの、そのトラットリアはあった。
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メニューを見ると、いろいろ美味しそうなものが・・
でも注文しすぎないようにしなくてはいけない・・
そして、厳選したもは・・・
フレッシュなプーリア生まれのチーズが入荷しているいうことで・・
☆ブッラータ 
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新鮮なモッツァレラチーズの中に生クリームが入っているような味わい。
口の中に入れるとジューシーでミルキーな味!
下の写真は、ローマに来たらやっぱり食べたくなる
☆カルボナーラ
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☆ハムとレモンのトンナレッリ
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☆ミネストローネ
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このミネストローネが美味しかった・・
連日の食の探究で、さすがにちょっと疲れていた胃に
やさしく訴えかけてくる美味しさだった。
食べたてみたいものが他にもあったが、食べきれないと思い、断念。
でも、また来る楽しみを未来につなげた・・!

・美味しかったフレスコバルディの赤ワイン
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急ぎ足のローマだったけど、美味しくて幸せなひと時だった。
コンドッティー通りを歩いて、ウインドーショッピングも少しできた。
そして、無事にローマを発って、成田にたどり着いた。

最後の最後まで、目いっぱい充実できた。
サルデーニャの旅に声をかけてくれたYさんのお陰で、
本当に充実した、心に深く残る旅ができた。
サルデーニャで出会った人達は、心からの優しさで接してくれた。
何よりサルデーニャ料理は、これまで食べたことのないものも多く、
その背景にある文化と共に深く印象に残った。

折角習ったサルデーニャ料理、どんどん作らなくっちゃ!

以上、回想記にお付き合いいただきありがとうございました。

では、また通常の「食にまつわる日記」に戻ります。
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by isolala | 2010-01-14 23:58 | サルデーニャ2008 | Trackback

サルデーニャ マッロレッドゥス カルメラのレッスン②

回想記
2008年11月23日
昼食をみんなで囲んだ後、サルデーニャの伝統料理の
マッロレッドゥスを仕込んだ。
このパスタは、サルデーニャの小型ニョッキという意味の
ニョケッテイ・サルディとも呼ばれるまさにニョッキを
小さくした形のパスタだった。
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この後、乾燥させた。
今日は午前中のパナディーナから始まって、ずっと料理をして、
多種類の豪華な昼食をすませて、またレッスンだったので、
ここでお料理は、一旦休憩に~

夕飯まで、ちょっと町の方に気分転換に行ってみる事になった。
とても大規模なショッピングモールがあった。
家族連れや、若者で賑わっていた。
私はキッチングッズのお店でミニボウルを買ったり、
サルデーニャの調理の本など数冊を買った。
忘れずに食料品売り場で、サルデーニャの食事情もリサーチ・・・
お腹がいっぱいでも、食の探究は続く・・

☆サルデーニャの素朴なお菓子
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下の写真は、フリルの部分に手先の器用なサルデーニャの女性を連想する・・
☆カスケッタス
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お総菜コーナーの定番は、
手前左から茄子、ピーマン、ズッキーニのマリネ・・
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他の州でも見かけたことがあるものだったのが興味深い。
2時間後位に、コーディネーターの智子さんの車に乗って、
再び家に戻り、料理の続きに取り掛かった。
まず夕飯には、午後仕込んであった極小パスタのフレーグラを使った・・
☆きのこのフレーグラ
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つぶつぶのフレーグラがきのこのエキスを吸いこんでいて
とっても美味しい。
サルデーニャパンは、・・粉の味も美味しくて、後を引く味だった。
サルデーニャはパンが美味しい!と思った。
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夕食は昼食より簡素だったが、フレーグラの味と食感は忘れられない、
充分満足できるものだった。
この日は、11月の半ばで寒かったが、居間以外は暖房はしていないので、
火を使う台所や居間の暖房のそば以外のところは寒かった・・
それでも皆で、台所で食事の準備をしたり、暖炉の前に自然に集まって過ごしたり・・
楽しく過ごせた。
食事の後片づけを手伝った後で私はシャワーを浴びた・・
居間の戸を開けて土間に降りると、右側にシャーワーとトイレがあった。
昔は完全に外だったらしいが、今はここを含む
土間の向こうに戸がある。簡単な壁と天井に覆われているので、
まるっきりの外ではないがとても寒い。
日本と同じ感覚でシャーワーを使ってしまって、後で寒さに震えてしまった;
けれどそんな体験も嫌ではなかった。風邪も引かなかったし・・
便利さに慣れ過ぎている自分に気が付いたり、
サルデーニャの人が寒さに強いことにも
妙に感心したりした。

・・・1泊2日のカルメラのレッスン・・でもそのインパクトはとても強い。
普通の一軒家で料理を習い、親戚の人が集まって皆で食事をしたり、
何となくおしゃべりしたり・・ここでの2日間は
サルデーニャの人も暮らしも、より身近に感じられた滞在だった。
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by isolala | 2010-01-13 23:19 | サルデーニャ2008 | Trackback

回想記 パナーダとフレーゴラ カルメラのレッスン①

回想記
2008年11月23日
早朝、オリスターノのB&Bのシニョーラがテラスに朝食を用意して下さった。
朝食のオレンジケーキがとても美味しかった。
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いつもより少しゆっくり朝食を摂って、
サルデーニャの伝統料理をマンマ・カルメラに習うために、
カリアリ近郊のアッセーミニという町に向った。

今日お料理を習う場所は、宿泊もするので
時間を有効に使って料理をたくさん習える。
お料理を教えて下さるマンマ・カルメラが
以前住んでいたお家ということだった。

先ずは、伝統料理のパナーダの小型版、パナディーナに取り掛かった。
伝統料理としては、大きく作るものが有名らしい。
生地を捏ねてのばして円形に切って・・器を作って詰め物をして・・くるむ。
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可愛い形・・・是非覚えたいと思いながら作るが・・難しい。
何とか作って、オーブンに入れた。

引き続き極小パスタの
フレーグラ(フレーゴラとも言う)
セモリナ粉にサフランを戻した水と卵液を少しずつ加え、
根気よくすり混ぜて、ふくらませていく。
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ひたすら混ぜるが、混ぜている手のひらがテラコッタとセモリナ粉で、
ざらざらとこすれて痛い。カルメラを見ると平気な顔をしている。
あまりおしゃべりをせずに黙々と作るので、
黙って真似するのだが、やっぱり痛くて・・
かき混ぜる手がとまる・・気を紛らわせながらやってみようと・・カルメラに
話しかけて見る・・
「痛くないですか?」と聞くと、痛くないよと言って、私の手をとり、手のひらを触って、
首を横に振りながら、自分の手を触らせてくれた・・・固い!・・・皮が固くなっている。
つまり柔な私の手だから痛いのであって、カルメラは痛くないのだった。
数えきれないほどたくさんのフレーグラを作ってきたでしょうし、
手仕事をいっぱいしてきた、黄金の手なのだった。
もう痛いなんて甘ったれたことはと言ってられない・・
頑張って、ひたすら混ぜ続けた。
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出来上がったフレーグラ
これを乾かして、さらにオーブンで乾燥させるらしい。
フレーグラは今日の夕食用に~
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ここで、お料理はひと段落。

スペシャルなランチタイムに、近くに住む親せきの方も集まって、
子供も含む9人で食卓を囲んだ。
☆甘めのリコッタが入ったラビオリ
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皆で作って、オーブンに入れて焼き上がった
☆パナディーナ
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付け合わせとして
☆カリフラワーを丸ごと茹でて、アンチョビ風味を利かせたコントルノ
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☆ビエトラ(ふだん草)のガーリックソテーのコントルノ
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☆子羊のオーブン焼き
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オルーネ村で見学した例の
☆サルシッチャ
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オーブンで焼いただけなのに抜群に美味しかった。

はちみつをかける前の
☆セアダス
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充実した昼食を終えたところで・・・

つづく・・・
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by isolala | 2010-01-13 22:15 | サルデーニャ2008 | Trackback

サルデーニャ回想記 オルーネのお祭りを目指して

回想記
2008年11月22日
ポルケッドゥのランチをしたホテルの玄関の所に
やまももが何本かあって実を付けていた。
自由に食べても良いらしく・・
摘まんで食べて見ると、甘くてとっても美味しかった。
木の実をつまんで食べられるなんて何年ぶりのこと?
何でもないことだけど、こういうこともとっても楽しい。
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この後、お祭り目指してオルーネに向った。

オルーネの町に着いたのだが、
お祭りの気配がない・・・
コーディネーターの智子さんが車を降りてバールのような所に立ってるシニョーレに
聞いてみると急遽中止になっていたことが判明!

ところが、そのシニョーレが何故だか、助手席に乗ってくる・・・
そんな~・・今知りあった人を乗せちゃって大丈夫なのかな・・・
と思った私は、東京での都会生活で、かなり疑り深い人になっていたことがわかった。
このシニョーレはナタリーノという名前で、とても親切な人だったのだ。
折角お祭りに遠くからやってきた私たちのために、
いろいろな所を案内してくれたのだった。

まず、伝統刺繍をしているお宅を見せていただいた。
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この伝統刺繍ができる人は、この村では一人だけということだった。
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ほんとのお祭りで民族衣装を付けた人達を見たかったのは、
やまやまだったけれど、あまりにも一生懸命案内してくれるので、
お祭りじゃなくても、もうとってもありがたくて、
貴重な体験ができていることに満足した。
ナタリーノは、この村の全員と親戚なのではないかと思える位、
仲が良くて、日本人を連れて押しかけているにもかかわらず、
どの家でも嫌な顔一つされず、私たちには好意的に、
ごく自然に受け入れられたのだった。

伝統工芸品の織り物を織っているお宅。
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伝統菓子を置いているお店。
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サルシッチャを作っているところを見学させていただいたり・・
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何週間か後にパーネカラザウのお店を開くというお宅にお邪魔したり・・
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このお宅では、オリーブとお塩を振って釜で焼く、パーネグッディアウをすすめられ・・・
お腹がいっぱいで食べられない状態だったが、ちょっとだけつまんだ。
さらにチーズやオリーブもすすめられ、好意に答えたい気持ちでいっぱいなんだけど;
本当にお腹がいっぱいで、、、
何十年かぶり位に、一口も食べられない状態になった。
いつもは一口位ならどうにでもなる実力のある?私なんだけど・・・

ナタリーノを始め、村の人達は、閉めてた自宅や工房を開けてまで、
折角お祭りに来てくれた私たちに同情して、
とても温かく接して下さったのだった。

この日オルーネ村のお店で買ったお菓子・・
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夜B&Bに戻って、開けて見た・・お茶と一緒に、ほんの一口だけ味見した・・
素朴な甘さにホッと一息ついた。
今日もしみじみと楽しかった。
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by isolala | 2010-01-12 23:39 | サルデーニャ2008 | Trackback

サルデーニャのポルケッドゥ 

回想記
2008年11月22日
サルデーニャ名物料理の昼食が始まった。
乳飲み子豚の丸焼きのポルケッドゥを待つ間に、いくつかのアンティパストを注文。
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上の写真、白いものはほんのり甘い、羊チーズリコッタで、
パンに塗って食べると止まらない美味しさだった。
他のものは、レバーのソテーのオリーブオイル漬けのようなものや、
玉ねぎのアグロドルチェやペコリーノチーズをハムで
巻いたもの等々だった。

そして、サルデーニャにしかないパスタ
ピンボケでごめんなさいの
☆ロリギッタス 猪のラグーソース
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三つ編みみたいにねじったものにラグーソースが絡んで、とびっきり美味しい。

そして、
☆Porcheddu ポルケッドゥ
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皮がパリパリに焼けていた・・野菜スティックをかじりながらいただいた。
思いの外、野性的な香りがした。
これは好みが分かれるかもしれない。
食べる人も野生的な気持ちになって?地元のワインなどを飲みながら、
豪快に食べられる人には、美味しいお料理だと思う。

サルデーニャの伝統料理・・・日本では馴染のないものも多くて、ひとつひとつの
お料理が刺激的に私の食のアンテナに引っかかってくる・・・

つづく・・・
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by isolala | 2010-01-12 22:42 | サルデーニャ2008 | Trackback

サルデーニャ回想記 ヌラーゲ遺跡と生活博物館

回想記
2008年11月22日
3日間滞在するオリスターノのB&B・・今日は2日目。
宿から数歩歩くと商店街になっていた。
今日は車のお迎えが少し遅めなので、午前中
商店街を1時間ほど散歩した。
キッチングッズを売ってる小さなお店で、バーニャカウダに良さそうな
ステンレスのオシャレな小鍋を発見。一旦は荷物になるからと
あきらめたが・・・買ってしまった。
スーツケースに入れて日本に持って帰ると言ったら,
店主らしきシニョーラがとても親切に何重にもして包んでくれる・・
工作をする少女のように、あまりにも丁寧に包んでくれるのを見守りながら、
時間がないから早くしてと言えなくなってしまった;
・・急いでB&Bに戻ると、お迎えの車が既に着いていて、
お待たせしてしまった;

さあ出発!
盛りだくさんな一日の始まり。
まず’サンタ クリスティーナの聖地’と呼ばれている場所に着いた。
自然崇拝が行われていた聖地を散策した。
・井戸のある聖地。(水崇拝が行われていた)
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・石造りの円錐形の塔・・ヌラーゲ。
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中に入ってみると上まで登れるようになっていて、上からは遠くを見晴らせた。
紀元前1500年から紀元前900年に、ヌラーゲを中心に村落を
形成する文明があったらしい。
サルデーニャには現在も約7000個以上のヌラーゲの遺跡が存在しているらしいのだが、
有史以前のこのヌラーゲ文明については、何の目的でこのヌラーゲが作られたのか等の
文書資料がないため、真実は未だに解明されていないそうだ。

歩いているとオリーブの木が所々に結構目につく。
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オリーブの実が完熟して自然落下していた・・
し~んと静まりかえったこの辺は、何もかもが自然のままだ・・
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ヌラーゲを後にして、次は生活博物館に見学に行った。
この道の向こうに小さな博物館があった。
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100年前は裕福な商人の家だったそうだ。
中に入ってみると、20歳そこそこ?に見える女の子と青年が笑顔で迎えてくれた。
屈託のないような素直な笑顔・・・何だか懐かしさを覚えた。
男の子の方が受付から出てきて案内してくれた。

下の写真、
昨日のクルルジョネスを作った時に使ったパスタマシーンと同じものがあった・・
次々に改良するよりも、古いものを大切に使うことが当たり前のように
習慣になっているような気がした。
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控え目に後ろから追いてくる青年に「これは、椅子ですよね?」と聞いてみた。
彼は素早く前に回って、
「これはこうやると座ることもできるし、こうして、座面を上げれば、
ここに足をのせてブーツを履いたりできるようになっているんです。」
と説明してくれた。椅子のすぐ横には
当時の誰かが履いていた、皮で出来たブーツまで展示されている。
興味を持って何かを質問すると、丁寧に説明してくれる。
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あまり訪れる人もいないような地味な生活博物館の中にあるものは、
この青年にとって、一見古くて、見飽きたものではないのだろうか?
彼は、自分たちの先祖の知恵が嬉しくてたまらないかのように
はにかみながらも一生懸命に説明してくれる・・こちらを真っ直ぐにみる
濁りのない澄んだ眼がとても印象に残った。

コッコイと呼ばれる丸型の伝統的パン
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花弁や葉っぱなどの細かいデコレーションが美しい。
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ここまで細かいものは、ラッカーで固めて行事に使われてきたそうだ
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生活の中にあるパンで、器用なサルデーニャの女の人が、
造り出す芸術の世界・・
やっぱりサルデーニャの人は昔から手先が器用だったんじゃないかしら・・・
博物館の2階の窓から見えた景色。
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この後、’サ モラ’という所に昼食に向った・・・
途中、歩行者天国ならぬ牛天国な道路事情に・・・
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のんびり優雅な牛さん・・!
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えっー!・・豚さん、急ぎ足でどこ行ってるの?
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何とか'Sa Mora' という所に着いた。
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昼食はサルデーニャ名物・・・その様子はまた次回。

つづく・・・
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by isolala | 2010-01-12 21:08 | サルデーニャ2008 | Trackback

サルデーニャのクルルジョネス 

回想記
2008年11月21日 
ビーチ沿いのウニづくしのランチを終えて、
夕方からの料理レッスンに向った。
山の中にある、誰もいないアグリツーリズモ?のキッチン
に着いた。
途中、ぬかるんだ道をバウンドしながら、車はでこぼこ道を山奥に進んだ。
・・空き地の向こうにやっと家らしきものが見えてきたのだった。
今日のレッスンは、☆クルルジョネスという
サルデーニャの伝統パスタ。
ラビオリのように中に詰め物をしたあとに、麦の穂をのように形作る。
教えて下さるのはシニョーラ・ピーナ。
無駄な話は一切せずに、
黙々とお料理をする・・・ちょっととっつきにくい感じもしたが、
仕事がきっちりしてるので信頼できた。

直ぐに、じゃがいもを茹でて、クルルジョネスの詰め物を作り始めた。
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このパスタは、今やサルデーニャにも作れる人は少なくなってきた
という伝統パスタ。
コーディネーターの智子さんが、この貴重なパスタを作れる人を
探して下さったのだ。
詰め物を作った後は、パスタを捏ねる。この機械が
シンプルな仕掛けなのに、スグレモノ。
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中の棒状の器具を変えれば生地をのばせる。
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薄くのばした後、丸く型で抜いた上に、詰め物を置き、
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麦の穂の形にする・・・これが難しい。

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完璧にきれいにしあげるピーナ先生の作品。
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何だか、工作のようだ。
何回も教わって、何度も試作用パスタで練習しても・・・上手く出来ない;
こんなに難しい成形は初めてだった。
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気が付いたら黙々と作業していた・・
あっ、今度は何とか上手くいきそうと思ったら、最後のところでちょっと・・
まあ、いいわねと思ってテーブルに置いた瞬間に、
見ないで~と隠したくなったのだった。
その気持ちが上の写真・・手のコワバリに出てイマス(汗)

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上手く出来ない・・1時間位やってたような・・・でも「それ位でいいわよ~」
みたいなことは言わない先生。
彼女は一つ一つ集中して完璧に美しく作る。

何度も何度も言葉少なに、丁寧に真面目に教えて下さった。
最初ちょっと、とっつきにくい感じだと思ったけれど、
実はこういう人こそ優しい。
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何とか、形になって並んだ作品。
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ソースはシンプルなものだった。
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☆クルルジョネス トマトソース
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☆クルルジョネス セージバターソース
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抜群に美味しかった!
サルデーニャの人は昔から手先の器用な民族だったんだろうな・・
匠の技の伝統パスタを習えて本当に良かった!

この後、オリスターノのB&Bに戻り、夜はサンベネデットで買った野菜
にオリーブオイルと塩をかけたものと、
宿の直ぐ近くのピッツェリアで買ったピッツァで、軽めな食事・・
胃腸の調整をしておかなくっちゃ。

今日も盛りだくさんな1日だった。
毎日会う人会う人が優しすぎて、申し訳ないような・・
不思議な気分になってくる。

明日はお祭り・・・☆
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by isolala | 2010-01-11 23:51 | サルデーニャ2008 | Trackback

カリアリのビーチ沿いのウニBarでランチ

回想記
2008年11月21日
ビーチに着いたら、海側にいくつかの食べ物やさん・・
サルデーニャ版海の家?がいくつか見えた。
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道路側からお店を目指したら裏側が見えた・・・
山のようなうにを下処理していた。                    
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先ずはウニがどーんとテーブルへやってきた。
実をすくって食べる・・磯の香りがたちこめた。
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日本で食べるウニよりも小ぶりだった。高級品としてのウニのイメージはない・・
たくさんあるウニを砂を避けて身だけをひたすら取り出し、
口に運ぶ作業に没頭・・無言で、野性的に(笑)食した。

次は、
☆ウニのスパゲッティ
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ウニづくしがうれしい。
麺にところどころウニが絡まって美味しい・・


サルデーニャのウニと潮の香りは美味しかった!
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by isolala | 2010-01-11 23:00 | サルデーニャ2008 | Trackback

サルデーニャ ペコリーノ工房とサンベネデット市場

回想記
2008年11月21日
今朝はペコリーノチーズ農家を見学した。
車を降りようとすると犬が走ってくるので
ゆっくり様子を見ながらおそるおそる降りた。
野犬に見えるのは敏捷な動きのせいで、れっきとした飼い犬。
広い所でのびのびと育っている感じで野性的。
しかも人懐っこい;親愛の情で飛びかかってくる。
犬好きにはたまらないのだろうが、臆病な私は、
どきどきだった;
サルデーニャの動物たちは何だかとても元気が良いな~
サルデーニャの羊の数は人間の数より多い・・なるほど。
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馬ものびのび草を食んでいた。後方に小さく見えるのはロバ。
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チーズ工房を見学した。
羊の乳用タンク
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ペコリーノサルド熟成中・・ 
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試食したら、ペコリーノサルドのスタジォナートがとびっきり美味しかった。
ペコリーノ・フレスコをクリーム状にして、びん詰になってるものがあり、
それもパンにつけて試食。美味しかったので、
家用とお教室用のお土産に買った。

この後、サンベネデット市場に行った。
とにかく大きいビルになってる市場だった。
先ず2階のお肉や野菜の売り場に行った。

部位ごとに切り分けていない、大きいまま・・ぶら下がったお肉や、
珍しい部位のお肉などいろいろ見て回った。
(写真は撮りましたが、アップは控えマス)

下の写真は馬肉専門店
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新鮮な野菜がきれいに飾られている。
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サルデーニャの人は几帳面な人が多いのかしら・・
広い売り場を歩いていると、ディスプレイにも目を引かれた。
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野菜をとても大切に扱っているような気がした。
珍しい野菜、カルド(カルドン、ゴッボとも言う)やビーツもみかけた。
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カルチョーフィの下処理済みのものが、あった。
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素朴なメレンゲのお菓子や・・
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イタリア版ドーナッツのボンボローニがあったり・・
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小さめのカタツムリもたくさんみかけた。
案内して下さったコーディネーターの智子さんによると、
サルデーニャーではかたつむりの消費量が多いが、
特にサッサリ方面ではカタツムリをよく食べるらしい。
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1階はフロアーすべてが魚介だった。
ム-ル貝が新鮮で安く売っている。
殻を開けてディスプレイしていた。
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この後、カリアリのビーチ沿いのウニ食べ放題?へ

つづく・・・
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by isolala | 2010-01-11 21:52 | サルデーニャ2008 | Trackback

サルデーニャ パーネ・カラザウ工房②

回想記
2008年11月20日
ランチの後、
アルビーノが3年前に購入して、修復を続けている家に
案内していただいた。
彼はここをB&Bにするという夢を持っていて、
ある時はアンティークの窓枠を探したり、ドアを探したり・・
という根気のいる趣味?を楽しんでいるらしく、
それも生活の一部になっているようだ。
この家から周りを見晴らすと・・
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美しい風景が目に優しい。
都市開発に荒らされていない自然の中で、
地に足をつけて暮らすことは、
心の豊かさを育むに違いない・・・
そんな確信を持った。

そして、アルビーノの畑にも行った。
それは、開発されていない自然の中にあり、
山羊や豚や鶏が、大きな囲いの中で
放し飼いにされていた。
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その光景が目に焼きついた。

工房に戻ると、ルチアはパーネカラザウ作りの
仕事を続けていた。

毎日おんなじ仕事で嫌になったりしないのだろうか・・
でもそんな想像をするのは難しい位、
彼らは穏やかで幸せそうなのだ。
工房でまた少しパーネカラザウ作りをさせていただいた。

帰る時間が近づいてきた・・

別れ際に、幸せそうな雰囲気が伝わってきたので、
思わず本当に仲が良くて幸せそう・・と伝えると、
「いや~それ程でも・・」とは言わなかった(笑)
彼らは何と言ったか・・・
「そうだね、僕たちはとっても幸せだし、良い人生だよ。
神様に感謝しなくっちゃね」と2人は肩を抱き寄せながら
言ったのだ。

すごい。自分が幸せと言いきれる人がいったい何人いるだろう。
傍から見ても幸せなはずなのに、何かしら不満を持ってしまう人が
多いのに・・・
感謝の気持ちを忘れなければ、幸せな人生になる可能性は広がる。
そういうことなのだろう。

穏やかで優しいご夫妻の雰囲気が、心に沁みた。
お二人が継承していく、サルデーニャの伝統パン
パーネカラザウ作り・・
伝承の歴史の中に立てたような貴重な体験だった。
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この後、今日の宿になるオリスターノのB&Bに向った。
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by isolala | 2010-01-10 23:05 | サルデーニャ2008 | Trackback