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'17夏 アブルッツォ州にて① ペッピーノシェフとの再会と昼食☆

旅行記:

2017年8月1日

早朝7時30分、カフェとブリオッシュだけの朝食をすませ、
ホテルのご主人が車で高速バスの停留所まで、送ってくださった。

今日はアブルッツォ州のマイエッラ
地区に向かう。
2010年に、マルケ州の料理学校で、
アブルッツォ州の郷土料理を習ったシェフの
リストランテをめざす。

無事にたどり着けるかどうか・・・
モリーゼ州の隣の州でありながら、
この辺りは鉄道が発達していないので、
高速バスを乗り継いで行くしかない。

カンポバッソCampobasso8時05分発に乗り、
ペスカーラPescara 10時55分に到着。

だだっ広いペスカーラのバスターミナルで、
炎天下、Sさんがスーツケースを運ぶ係になり、
私は、グァルディアグレーレGuardiagrele
行きのバス停を探して歩いた。

何とか乗り場を確認した後、近くのバールで切符を買い、
12時の出発の時間までカフェで時間を潰した。

12時に高速バス乗車、グァルディアグレーレには
13時20分到着予定・・・

このバスの運転手が本当に親切で、助かった。
最終目的地のヴイッラマイエッラに行くには、
グアルディアグレーレの手前で降りて、
バスを乗り換えなくてはいけないことを
教えてくださった。

そして、私達がこのバスを降りるとき、
「停留所が分かりにくいから」と言って・・・
何と、運転手自らバスを降りて、乗客を残したまま、
3分ぐらい歩いた先に停まっていたバスの運転手のところまで導き
「この日本からきた2人がヴィッラ マイエッラに行くんだけど、
送ってくれる?」
と頼んでくださった。

快く引き継いだ運転手はペッピーノシェフを知っていて、
「レストランテに家族と行ったことがある。
シェフはこの地域の食材を世界に紹介してくれた
素晴らしいシェフです」と絶賛。

乗客は私、Sさんだけの貸切状態。
途中絶景スポットでは、
「待っててあげるから写真撮ってもいいですよ」
とまで言ってくれる。
10分位話しているうちに、
ヴィッラ マイエッラに着いた。

フロントに行くと、ペッピーノシェフの姿が目に入った。

開口一番、
「やっと、やっと!たどりつきました!」
という言葉が出てきた。

2時過ぎていたが、シェフは「とにかくお腹すいてるでしょ、
部屋に荷物を置いて来るまでに、作っておくから・・・
何が食べたい?」と聞いてくださる。
「お腹は空いてるけど、軽いものがいいです」と言うと、
「キノコの美味しいのがあるから、それをメインにして、パスタは
美味しいキタッラを用意するよ」と言って、厨房のほうに行った。

部屋に荷物を置いて、リストランテに降りて行くと、
シェフの息子さんが席に来て、メニューの確認と、
ワインの説明をしてくださった。
父親と協力して、ホールの責任者として
きびきびと働いていて頼もしい。

ワインはトレッビアーノ ダブルッツォを選んだ。
あとは、ペッピーノシェフおまかせメニュー。


まずは
☆アンティパスト 少しづつ・・
 ・冷製スープやイカの串刺し、ナスとチーズ、トマトのマリナート

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☆アンティパスト・・じゃがいもの蒸し焼き かぼちゃのソース


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・写真の向こう側に写っているプリンのようなものは
 パンに塗って食べるクリーム系のもの・・・お店のオリジナル。
 

☆いろいろキノコのソテー 

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☆キタッラ トマトソース ペコリーノチーズ添え

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☆自家製お菓子
 カフェ
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遠かったけど、来てよかった・・・心からそう思える
心和ませる美味しい料理。

部屋でゆっくり休ん後、近くを散歩した。
夕食も階下のリストランテで・・・
その様子は次回に~


つづく・・・







by isolala | 2017-09-25 02:49 | イタリア旅行’17 | Trackback