ルッカからロンバルディア州ミラノへ
旅行記のつづきです。
2012年10月11日
朝早く、アグリのパオロさんご夫妻に挨拶をして
8時30分発ルッカ駅から順調にフィレンツェに行き、
フレッチャロッサ(特急)に乗り換えて
ミラノには12時40分到着。
駅近くで、安全に泊れればOKという優先事項で
選んだ、中央駅から徒歩4分のホテルに到着。
荷物をフロントに預けて直ぐに、
地下鉄に乗って、その名も「Duomo」に向かった。
地上に出て、目に飛び込んできたのは・・・
*ドゥオーモ(Duomo)
観光客でいっぱいだけど、やはりここはミラノのシンボル。
堂々とした建物が美しい。
考えてみると、ミラノ空港には何度か来ているものの、
ドゥオーモまで足をのばしたのは、29年ぶり・・・だった。
何となく、都会すぎるミラノを敬遠していた。
今回も明日のフライトに備えてやむを得ずって感じだったが・・・・
実際来てみると、ドゥオーモ辺りを歩くのも楽しい。
ディスプレイがおしゃれなのはイタリアのどこに行っても
感じられるが、ミラノはやっぱり
群を抜いているのではないか・・・
例えばこの
*チョコレート屋さん
靴もバッグもすべてチョコレートで作られている。
13時頃、リナシェンテの上の階にあるカジュアルタイプの
リストランテでランチをした。
ランチプレートもあったが、アラカルトのページを読んでいると
キアニーナのサラダ仕立て・・・と言うような説明文に目がとまり、
珍重されているこのお肉の料理を注文した。
テーブルに運ばれたのはこちら・・・
実は私は生肉を嫌いではないが、進んでは食べない;
メニューにカルネクルーダ(生肉)とは書いていなかった・・・
カルパッチョ、あるいはタルタルとも書いてなかったような気がするが;
きっと見落としたのだろう。
こうなったら味わうしかないと決めた。
ひと口いただいてみると・・!
ホントにフレッシュで美味しかったのである。
お肉自体の旨味やフレーバーが何とも言えず美味しい。
途中で、オリーブオイルを持ってきてくれるように頼んだら
バルサミコと一緒にきた。
オリーブオイルだけお皿に垂らして、お肉につけたら
さらに美味しくなった。
嬉しくなってワインを注文したくなったが、
体調管理のためセーブして、
引き続き、ガス入りミネラル水にしておいたけど。
食後は、オリーブオイル売り場を探索したりして、
ランチ後2時間位は経っていたので、
食の探求?へ。
名店ルイーニに行ってみた。
買ったものを外で食べている人も多い・・・私も何か買ってみよう。
パンツェロッティ(実はナポリ名物)ができ立てで、
いかにも美味しそうだったので、一つ買って、アツアツを頬ばってみた。
これは美味しい・・・有名になるだけのことはあると納得した。
ふと見ると、すぐ真向いに何やら流行っている
チョコレート屋さん?ジェラート屋さん?
ここも若者が外で輪になってジェラートを食べながら
おしゃべりしていた。
お店の中の窓際に椅子も見える。
あそこに座って試食してみよう・・・こういう決断は早い。
ヘーゼルナッツのジェラートを頼んだ。
いろいろな種類があるが、最後にサービスでチョコレートをかけるのが
このお店のスタイルのようだ。
ヘーゼルナッツは期待したほど香りがしなかったけれど、
かかっているホワイトチョコと一緒に食べると美味しかった。
暗くなる前にホテルに戻った。
部屋で、荷物の整理をしたり、ゆっくりしていると、夕食どきになった。
あまりお腹が空いていなかったが、夜道が心配なので、
早めに出かけて、遅くとも21時までには帰って来ていたい。
フロントで薦められたホテルの近くのリストランテに行ってみた。
メニューを選ぶときに、あまり量を食べられないので、
リゾットをいただいてみてから、また注文するということで良いかと聞くと
「チェルト!=もちろん」と言ってくれたので
まず注文したのは、
☆リゾットアッラ・ミラネーゼ
このリゾットは、サフランの香りも効いていて、
何よりお肉のだし汁の旨味がお米にしみ込んでいて、
仕上げにバターやチーズもたっぷり入っている・・・
カロリーもありそうだと思ったが、美味しかった。
でも、1人前は量が多く、最後、あと少しのところで、急に
それ以上入らなくなってしまった。
おやつのパンツェロッティ(揚げピッツァの一種)がきいているのか・・・
何と、プリモだけでギブアップ;
「ごめんなさい、お腹がもういっぱいになってしまって・・・」
と言ったら、快くお会計に移行してくださった。
部屋に戻って、早めに就寝。
次回は、旅行記最終回~
つづく・・・
by isolala | 2012-11-07 23:12 | ロンバルディア州’12 | Trackback