ヴェネチアの家庭料理② ラディッキオのリゾットなど☆
旅行記の続きです。
2012年10月8日
今日はヴァリーの料理教室の2日目
まず目についた食材がリクエストした食材のラディッキオ・・・
このきれいな赤と白のコントラストが美しい野菜は
☆ラディッキオ・タルディーヴォ
(正式名は、ラディッキオ・ディ・トレヴィーゾ・タルディーヴォ)
これは、自然に育った野菜ではなく、普通に収穫した後、
独特の軟白栽培という方法で、水分を補給することによって、
中心部から若芽の成長を促すという、
とても手間のかかった野菜。
チコリの一種で、苦みが特徴のこの野菜を使って・・・
☆ラディッキオのリゾット(Risotto di Radiccio di Treviso rosso Tardivo)
仕上げにチーズをかけて完成。
フレッシュなラディッキオは、苦みはほとんど感じられず、
後味にほんの少しの苦みを残す程度のバランスがよく、
本当に美味しかった。
☆豚肉とかぼちゃの煮こみ(Spezzatino di maiale con zucca)
☆牛肉の煮物(Manzo in umido)
ドルチェはベネト州の伝統菓子
☆ザレッティ(Zaletti)
とうもろこし粉を使って作るクッキーのようなお菓子で
後を引く美味しさ。
2日間のヴァリーのレッスンは、
リクエスト以上のことを教わり、充実した内容だった。
彼女が長年大切にしてきた「ヴェネチアの料理」
という一冊の本を譲り受けた・・・
「私が持ってるよりイゾラーラが持ってる方が役に立つから・・
家族や生徒さんにベネチアの料理を作ってくれたら嬉しい」
と言って、遠慮する私に強引に持たせてくださった。
ありがとうシニョーラ ヴァリー
Grazie mille!
この後、いったんロベルタの家に戻り、
夜は、お菓子教室に参加・・・
その様子は次回また~
旅行記つづく・・・
by isolala | 2012-11-04 15:49 | ヴェネト州2012 | Trackback